衛生管理者試験の申請について

衛生管理者試験申請時提出する必要書類

受験する人の最終学歴、実務経験によって違う

皆さんは、会社から衛生管理者の資格を取得してほしいと頼まれていたり、自分のスキルアップの為に衛生管理者の資格取得を考えている方だと思います。衛生管理者のように国家資格の多くは、受験する為の「受験資格」や実務経験、受験申請時に「必要書類」を提出しなければなりません。
例えば、受験資格は最終学歴や実務経験なので、高校を卒業していたとすると、実務経験を3年行い、必要書類では卒業した学校の卒業証明書の原本と事業者証明書の提出をします。受験する人によって受験資格や提出する書類が異なるので、自分にはどのような受験資格があるのか、必要書類は何を提出しなければならないのかを、下記表から確認して下さい。

 

多くの方が対象の受験資格と必要書類

学歴

実務経験

添付書類

大卒

1年以上

実務経験

卒業証明書の原本

又は卒業証書の写し

及び事業者証明

高卒

3年以上

実務経験

卒業証明書の原本

又は卒業証書の写し

及び事業者証明

高卒試験

合格者

3年以上

実務経験

合格証の写し

及び事業者証明

条件なし

10年以上

実務経験

事業者証明

高校や大学を卒業して1年や3年以上の衛生に関する実務を経験をしていたり、10年以上衛生に関する実務を経験している人が、受験資格を得る事が出来るという事です。

最終学歴が中卒であったとしても、10年以上衛生に関する実務を経験していれば受験資格を得る事が出来ます

 

その他の受験資格

学歴

実務経験

添付書類

学士授与者

1年以上

実務経験

学士の学位授与証明書の原本

又は学位記の写し

及び事業者証明

省庁大卒

1年以上

実務経験

卒業証明書の原本

卒業証書の写し又は

修了証明書の原本

及び事業者証明

指定専修卒

(4年以上)

船員法による

衛生管理者適任証書所持者

1年以上

実務経験

衛生管理者適任証の写し

及び事業者証明

外国学校過程

12年修了者

3年以上

実務経験

卒業証明書の原本

又は卒業証書の写し

及び事業者証明

外国学校過程

14年修了者

1年以上

実務経験

特別支援学校

高等部卒

3年以上

実務経験

 

修了・卒業証明書の原本

又は卒業証書の写し

及び事業者証明

朝鮮大学卒

4年140単位

1年以上

実務経験

職業訓練

修了者※

1年以上

実務経験

 

職業訓練修了証の

原本又は写し

及び事業者証明

旧専修訓練の

普通職業訓練

過程修了者

4年以上

実務経験

※専門・特定専門課程の高等職業訓練(能開則別表第6)、応用過程の高度就業訓練(能開則別表第7)、普通課程の普通職業訓練(能開則別表第2)の修了者

事業者証明と原本証明の2点を準備

必要書類の中には、絶対提出しなければならない「事業者証明書」と、卒業証書など写しで可能な必要書類に対して、これは原本と相違ないですよという「原本証明」を準備しなければなりません。
2点とも自分では準備が出来ないものですので、各事業所にお願いする必要があります。

事業者で作成してもらおう!

事業者証明書

事業者証明書とは「貴方が衛生に関する実務を当社で何年何カ月経験があります」という証明書です。
この証明書を、在籍している会社に作成してもらったり、在籍している会社では実務経験が足らない場合には、前職の会社に、更に足らないようであれば前々職の会社にも作成してもらう必要があります。
※前職や前々職等に依頼する場合、各社1枚ずつ事業者証明書が必要になります。(3社なら3枚)

衛生に関する実務経験とは?

衛生に関する実務は身近なところにあり、皆さんも気づかないうちにやっているのです。

職場内の換気

窓を開け新鮮な空気を取り入れたことありますよね?(労働安全衛生規則)

照明設備の

点検、大掃除

電球交換やエアコンフィルター清掃したことありますよね?(労働安全衛生規則)

職場内の

温度管理

エアコンを付けたり消したりしたことありますよね?(事務所衛生基準規則)

なので実務経験は心配ありません。会社に事業者証明書を作成してもらう際、上記の職務をしていたと申告しましょう。
事業者証明書はhttps://www.exam.or.jp/exmn/eisei.pdfでダウンロードできます。
 

原本証明

前項でもお伝えしましたが、卒業証書など【写し】で可能な必要書類に対しては原本証明というものを準備しなければなりません。提出した必要書類は返却されない為、再発行が出来ない書類等については写しでも可能となっています。その為、写しの内容が原本と相違ありませんという証明を事業者に作成してもらう必要があるんです。
では、どのようにして原本証明を事業者に作成してもらうのかをお伝えします。在籍している会社や前職の会社等に、高校や大学の卒業証書の原本と写しを持って行って、原本と相違ないことを示し、写しの空白部分や裏面に下記の事項を書いて押印又は署名してもらう必要があります。

原本証明記載例

原本と相違ないことを証明する書類
※事業者に原本証明を作成してもらえない場合は、資格を与えた機関、近くの都道府県労働局、労働基準監督署、安全衛生技術試験協会本部(各センター)でも証明してくれます。

申請書の入手

直接入手する方法と郵送での入手

東京の方であればJR水道橋駅から7~8分のところに(公財)安全衛生技術試験協会に行けば直接入手できます。郵送でもよければ千葉にある関東安全衛生技術センターで取り寄せできますので調べてみてください。
〒101-0065
東京都千代田区西神田3-8-1千代田ファーストビル東館9F 安全衛生技術試験協会
03-5275-1088

 

勉強計画を立て申請しましょう

一人で勉強するのは大変

第一種衛生管理者試験は皆さんの職務と全く関係のない内容を半分以上勉強しなくてはなりません。特に独学で勉強しようと思っている人は教科書を買ってきても、一度開いたら二度と見たくないと思えるほど日常とかけ離れた内容だと気づくでしょう。しかしながら人というのは、受験申請をしなければいつまでたっても勉強しません。ですのである程度目標を決めて受験日を先に決めるのが効率の良い勉強ができるポイントの一つといえるでしょう。

衛生管理者試験に挑む方へ

衛生管理者試験の勉強を始めようとして、参考書を開いたけど聞いたことのない文言ばかりで、最初から一言一句覚えなきゃならないのか…とやる気が無くなってしまうと思います。衛生管理者試験はほとんどが暗記です。しかしただ暗記しただけでは答えられない問題というのはいくつも出てきます。1つの文言に対し内容を理解する事が一番大切なんです。地道に1つ1つを文言と内容を一致させて暗記し、問題を解くことで自分がしっかり覚えているのかがわかると思います。
衛生管理者試験の内容は全てが聞いたことのない内容ばかりというわけではありません。難しい言葉を使っているかもしれないけれども、実際は日頃自分がやっていることが問題に出ていたり、自分の身体の内容だったりと、勉強をして新たに気付かされる事だってあります。
衛生管理者試験の勉強は常に暗記と問題を解くの繰り返しです。1~10まで問題を解いたらもう一度1に戻って、自分がしっかり覚えているのかを確認してみてください。
問題を正解するごとに自分は覚えているんだなと自信がつくと思います。

衛生管理者試験オンライン講座開校!

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衛生管理者講習のぐちゃん先生では勉強範囲を実際に出る試験に合わせて厳選して、語呂合わせやイラストなどで記憶に残りやすい効率の良い勉強方法を取り入れています。YouTubeで実際に語呂合わせ勉強法を動画にて投稿していて全国のユーザーから高い支持を受けており、実際に合格された方からの喜びの声を頂いております。第一種衛生管理者試験を受ける方で弊社の講習を受けた方の平均合格日数は14日間です!超短期合格専門・オリジナル勉強法であなたの衛生管理者への道を全力サポート致します!

 

東大受験生も実践しているイメージ連関勉強法は膨大な暗記量をイメージに置き換える勉強法は不思議と記憶に残り、自分でもびっくりするくらい短期間で合格出来ます。これから衛生管理者試験を受ける方、格安の準備講習は絶対に受けてはいけません、勉強範囲を教えてくれるだけで、肝心な暗記法や効率の良い勉強方法は教えてくれません。短期間で合格するには、楽しく効率の良い勉強をする事が大事、衛生管理者講習のぐちゃん先生では【楽しさ】【高効率】を一番に考えて勉強法を考案しています。
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